2026.07.21
電子レンジ・小型家電の処分方法
大阪市の捨て方と費用、買取できる条件
電子レンジ、炊飯器、掃除機、扇風機――これらはエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の「家電リサイクル法4品目」とは別のルールで処分します。 結論からお伝えすると、大阪市では最大の辺または径が30センチメートルを超えるかどうかが分かれ目で、 超えるものは粗大ごみ、30センチメートル以内なら普通ごみ、 さらに小さいものは区役所などの回収ボックスに無料で出せます。 この記事では、サイズ別の正しい捨て方と費用、そして捨てる前に買取できる条件を、実際の査定経験をもとに解説します。
まず結論|サイズで処分方法が決まる(大阪市)
小型家電は「品目」より「大きさ」で出し方が決まります。 手元の家電のいちばん長い辺を測るのが最初の一歩です。
- 投入口15cm×30cmに入る(携帯・デジカメ・電子体温計・小型扇風機など) → 区役所等の回収ボックスへ。無料
- 最大辺30cm以内(小型の炊飯器・アイロン・ドライヤーなど) → 普通ごみとして収集日に出せる
- 最大辺30cmを超える(電子レンジ・大型炊飯器・掃除機など) → 粗大ごみ(事前申込+手数料券が必要)
- エアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機→ これらは家電リサイクル法の対象で、上記のいずれでも出せません
電子レンジは幅40cm以上の機種がほとんどなので、 実質的には粗大ごみ扱いになるのが一般的です。 「小型家電だから普通ごみでいけるだろう」と思って出すと収集されないので、必ず採寸してください。
そもそも小型家電リサイクル法とは
電子レンジや掃除機などが4品目と別扱いになるのは、小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等再資源化促進法)という 別の法律があるためです。目的は、捨てられている家電に含まれる金属資源を回収することにあります。
「使用済小型電子機器等に利用されている金属その他の有用なものの相当部分が回収されずに廃棄されている状況に鑑み、使用済小型電子機器等の再資源化を促進するための措置を講ずることにより、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与すること。」
— 環境省「小型家電リサイクル法 ~法律の概要・関係法令~」
つまり「捨てる」より「資源として回収する」のが法律の趣旨です。 まだ動く家電なら、資源として回収される前に中古品として売るという選択肢があることも覚えておいてください。
方法1:回収ボックス(無料・小さいものだけ)
大阪市は区役所などに使用済小型家電の回収ボックスを設置しています。 条件に合えば費用はかかりません。
対象:投入口に入るもの
「電池・電気で動き、回収ボックスの投入口(15センチメートル×30センチメートル)に入る大きさ」のものが対象です。 携帯電話、デジタルカメラ、電子体温計、小型扇風機などが該当します。
設置場所:市内42カ所
区役所・区役所出張所等・市役所(本庁)・環境事業センター・環境局・大阪府庁の公共施設に設置されています。 施設が閉まっている時間は投入できないため、開庁時間内に持ち込みます。
入れられないもの
エアコン、テレビ、冷蔵庫及び冷凍庫、洗濯機及び衣類乾燥機(家電リサイクル法対象品目)は回収できません。電子レンジもサイズオーバーで入りません。
最新の対象品目・設置場所は大阪市「使用済小型家電をリサイクル回収しています」でご確認ください。
方法2:粗大ごみ(電子レンジはほぼこれ)
最大の辺または径が30センチメートルを超えるものは粗大ごみです。 大阪市の粗大ごみは事前申込制で、手数料券(有料)が必要になります。
- ①申し込む:粗大ごみ収集受付センターへ電話、またはインターネット・チャットボットから申込
- ②手数料券を買う:コンビニ・スーパーなどの取扱店で購入(200円・400円・700円・1,000円の4種類)
- ③貼って出す:券に受付番号などを記入して品物に貼り、指定日の朝に指定場所へ
手数料は品目・大きさで決まります。品目別の正確な金額は大阪市の粗大ごみ処理手数料一覧で確認してください。 なお令和7年3月31日で市内の郵便局での手数料券販売は終了しているため、 以前の習慣で郵便局に行くと購入できません。
方法3:宅配便リサイクル(自宅から出せる)
「区役所まで持って行けない」「粗大ごみの日まで待てない」という場合、 大阪市が連携している宅配便回収を使う方法もあります。
大阪市は「国の認定事業者であるリネットジャパンリサイクル株式会社と使用済小型家電の宅配便による自宅回収にかかる連携及び協力に関する協定を締結」しています。 自宅まで集荷に来てくれるのが利点ですが、パソコン本体を含まない場合は回収料金が必要です。 段ボールに詰められるサイズであることが前提なので、電子レンジのような大きいものは対象外になりやすい点に注意してください。
方法4:捨てる前に「売る」という選択肢
ここまで見てきたとおり、小型家電の処分は無料(回収ボックス)か、有料(粗大ごみ・宅配便)のどちらかです。 ただしまだ使える家電なら、お金を払って捨てる必要はありません。
買取の対象になりやすいのは、次のような条件を満たすものです。
- 製造から5年以内(本体背面や底面の銘板で確認できます)
- 正常に動作する(電源が入り、異音・異臭・エラー表示がない)
- 目立つ汚れ・サビ・欠品がない(庫内の焦げ付き、油汚れは減額要因)
- 付属品が揃っている(電源コード・取扱説明書・角皿やターンテーブルなど)
- 人気メーカー・高機能モデル(オーブンレンジ、スチーム機能付きなど)
※ 正直にお伝えすると、小型家電は単体だと査定額が小さいのが実情です。 コロコロの出張買取はLINE査定額2万円以上が対象のため、 電子レンジ1点だけでの出張は難しいことがあります。
※ 一方で、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・家具などとまとめてであれば、 小型家電も一緒に査定・引き取りできます。引っ越しや片付けのタイミングが狙い目です。
4つの方法を比較
どれを選ぶべきか、費用と手間で整理します。
- 回収ボックス:費用無料/自分で区役所等へ持ち込み/ 投入口15cm×30cmに入るものだけ
- 粗大ごみ:有料(手数料券)/事前申込と指定日の搬出が必要/ 30cm超の電子レンジ等はこれ
- 宅配便リサイクル:有料(パソコンを含まない場合)/自宅集荷でラク/ 箱に入るサイズ限定
- 買取:お金が戻る/動作品・年式が新しいものが条件/ まとめて出すのが現実的
大型の家電・家具もまとめて処分したい場合は、大型家電のリサイクル費用一覧や大型家具の処分費用と引き取り業者の選び方もあわせてご覧ください。
処分前に必ずやっておくこと
- サイズを測る:最大の辺が30cmを超えるかどうかで方法が変わります。思い込みで出すと収集されません
- 個人情報を消す:パソコン・スマホ・タブレットはデータ消去を。パソコンは市の別ルート(パソコンリサイクル)もあります
- 電池を抜く:リチウムイオン電池は発火事故の原因になります。取り外して拠点回収へ
- 「無料回収」の業者に注意:無許可の回収業者は不法投棄・高額請求のトラブルが報告されています。不安なときは消費者ホットライン「188」へ
よくある質問(FAQ)
Q. 電子レンジは普通ごみで出せますか?
A. 大阪市では最大の辺または径が30センチメートルを超えるものが粗大ごみです。電子レンジはほとんどの機種が幅40cm以上あるため、通常は粗大ごみになります。まず本体の幅・奥行き・高さを測って判断してください。
Q. 小型家電の回収ボックスに電子レンジは入れられますか?
A. 入れられません。大阪市の回収ボックスの投入口は15センチメートル×30センチメートルで、そこに入る大きさのものが対象です。電子レンジはサイズオーバーのため、粗大ごみか他の方法になります。
Q. 電子レンジや掃除機は家電リサイクル法の対象ですか?
A. 対象外です。家電リサイクル法の対象はエアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の4品目のみで、電子レンジや掃除機は小型家電リサイクル法や自治体の粗大ごみで処分します。
Q. 小型家電でも買い取ってもらえますか?
A. 製造5年以内で動作品、人気メーカーのものは買取対象になることがあります。ただし単体では査定額が小さいため、コロコロの出張買取はLINE査定額2万円以上が対象です。冷蔵庫・洗濯機などの中型以上の家電や家具とまとめてのご相談がおすすめです。
捨てる前に、まず無料LINE査定を
写真を送るだけで買取できるか分かります。
大阪府内・出張費無料・その場で現金払い。
大阪府内限定|査定額2万円以上が対象|他の家電・家具とまとめてどうぞ
出典・参考
※ 買取相場は中古市場の動向・年式・状態により変動します。ごみの区分・手数料・回収品目は変更される場合があるため、最新は大阪市公式でご確認ください。