2026.04.09(最終更新:2026.06.10)

エアコンの処分方法まとめ
費用・手順・注意点を解説

引っ越しや買い替えでエアコンを処分したいけれど、 壁に取り付けたままでどうすればいいかわからない…。 エアコンは他の家電と違い取り外し工事が必要なため、 処分のハードルが高くなりがちです。 この記事では、エアコン処分にかかる費用の内訳、取り外し工事の手順、 買取対象になる条件まで、実際に使えるポイントをまとめて解説します。

エアコンは普通のゴミに出せない

エアコンは家電リサイクル法の対象4品目のひとつです。 冷蔵庫・洗濯機・テレビと並んで、自治体の粗大ごみとして出すことができません。 必ず法律に沿った方法で処分する必要があります。

また、エアコンには冷媒ガス(フロン類)が含まれており、 適切に処理しないと環境に悪影響を及ぼします。 自分で取り外して不法投棄することは法律で禁止されていますので、 必ず正規のルートで処分しましょう。

エアコン処分にかかる費用の内訳

エアコンの処分には主に3つの費用がかかります。

取り外し工事費:5,000円〜10,000円

壁掛けタイプの標準的な取り外しで5,000円〜8,000円が相場です。 高所設置や特殊な配管の場合は追加費用がかかることもあります。

リサイクル料金:550円〜2,000円

家電リサイクル法に基づき消費者が負担する料金です。 メーカーによって異なり、ダイキン・パナソニックなどは550円、 その他のメーカーは990円〜2,000円程度です。

収集運搬料金:1,000円〜3,000円

指定引取場所への持ち込みなら無料ですが、 室外機を含めて自力で運搬するのは現実的ではありません。

合計すると、エアコン1台の処分に7,000円〜15,000円かかることになります。 複数台まとめて処分する場合はさらに負担が大きくなり、 3台で4〜5万円になることも珍しくありません。 賃貸の退去に合わせて複数台処分する場合は、 早めに見積りを取って予算を確保しておきましょう。

エアコンの処分方法4つ

1. 購入店・家電量販店に引き取ってもらう

新しいエアコンを購入する場合、購入店で古いエアコンの引き取りを依頼できます。 リサイクル料金 + 収集運搬料金 + 取り外し工事費がかかりますが、 手続きがシンプルで確実な方法です。 買い替えの場合はまずこの方法を検討しましょう。

2. 自治体の案内する方法で処分する

お住まいの自治体に問い合わせると、処分方法を案内してもらえます。 郵便局でリサイクル券を購入し、指定引取場所に持ち込む方法が一般的です。 取り外しは自分で業者を手配する必要があります。

3. 不用品回収業者に依頼する

取り外しから回収まで一括で対応してくれるのがメリットです。 ただし、費用は割高になることが多く、10,000円〜20,000円かかるケースも。 また、無許可の回収業者によるトラブルも報告されているため、 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っている業者を選びましょう。

4. エアコン専門の買取業者に売る

製造から5年以内のエアコンであれば、買取業者に売れる可能性があります。 取り外し工事込みで対応する専門業者もあり、 処分費用を払うどころかお金を受け取れるケースもあります。 ダイキン・パナソニック・三菱電機など人気メーカーの製品は特に高値がつきやすいです。

エアコン取り外し工事の流れと注意点

エアコンの取り外しは単純に配管を外すだけではなく、 冷媒ガス(R32・R410Aなど)を室外機に封じ込める「ポンプダウン」という重要な作業が必要です。 これを行わずに取り外すと、冷媒ガスが大気中に放出されフロン排出抑制法違反になる可能性があります。

  • ① ポンプダウン作業: 強制冷房運転を行い、室外機側に冷媒ガスを回収します
  • ② 配管の切り離し: フレアナットを外し、細管・太管を分離
  • ③ 電源ケーブルの切断: ブレーカーを落としてから慎重に処理
  • ④ 室内機・室外機の取り外し: 壁から外し、配管穴の処理も行います
  • ⑤ 配管穴のパテ埋め: 賃貸物件では原状回復が求められるケースも

ポンプダウンを知らない業者や、資格を持たない個人に依頼するのは危険です。 エアコン工事には第二種電気工事士の資格が必要な作業が含まれるため、 必ず有資格者のいる業者に依頼しましょう。 格安を売りにする業者の中には手順を省略するケースもあるため要注意です。

処分前にやっておくべきこと

  • 型番を確認する(室内機の下部や側面にシールがあります)
  • 製造年を確認する(5年以内なら買取も検討)
  • リモコンを探しておく(買取の場合、有無で査定額が変わります)
  • 動作確認をする(冷房・暖房が正常に動くか)
  • フィルターを掃除しておく(見た目の印象が変わります)
  • 付属品(取扱説明書・保証書・リモコンホルダー)を揃える
  • 試運転で異音・異臭がないか最終確認する

査定担当者が見るのは本体だけではありません。 設置環境や使用状況から「どれくらい大事に使われてきたか」も評価ポイントになります。 数分のお手入れで査定額が数千円変わることも珍しくないので、 見積り前に軽く掃除しておくだけでも十分に価値があります。

買取対象になりやすいエアコンの条件

製造から5年以内で、主要メーカー(ダイキン・パナソニック・三菱電機・ 日立・富士通ゼネラル・シャープ)のエアコンは買取対象になりやすい傾向があります。 特に次のようなモデルは市場価値が高く、取り外し工事費を差し引いても プラスの査定額がつく可能性があります。

  • ダイキン「うるさらXシリーズ」: 加湿・除湿・自動お掃除機能を搭載した最上位モデル
  • パナソニック「エオリア LXシリーズ」: ナノイーX搭載で再販需要が高い高級ライン
  • 三菱電機「霧ヶ峰 FZシリーズ」: ムーブアイmirA.Eでセンサー制御を極めたフラッグシップ
  • 日立「白くまくん Xシリーズ」: 凍結洗浄で内部清掃機能が充実したモデル
  • 6畳〜20畳クラスの主力サイズ: 2.2kW〜6.3kW帯は再販需要が安定

逆に、10年以上経過した旧モデル・格安PB品・ 室内機にヤニ汚れやカビが広範囲に出ているものは 買取不可となり、処分費用のみが発生します。 判断に迷ったら型番を確認し、専門業者に問い合わせるのが一番確実です。

エアコン以外の家電処分もお考えですか?

引っ越しや大掃除では、エアコン以外にも冷蔵庫・洗濯機・テレビ・家具など まとめて処分したいものが出てくることが多いです。

リサイクルのコロコロでは、 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・ソファ・テーブルなど中型以上の家電・家具の出張買取を大阪府内で行っています。 写真をLINEで送るだけで簡単に査定できますので、 エアコン処分のついでに他の不用品もまとめて片づけてみませんか? 引っ越し・遺品整理・実家じまいなど、大量の家財処分にも ワンストップで対応できるため、何度も業者を呼ぶ手間が省けます。 必要であれば簡易清掃や段ボールの回収もご相談いただけます。

エアコンはコロコロの買取対象外です。 エアコンの処分は上記の方法をご利用ください。
※ 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・家具など、その他の大型家電・家具は買取対応しております。

エアコンの取り外し費用と注意点

エアコンを自分で処分・買取に出す前に、必ず「取り外し」が必要です。 取り外し費用の相場と注意点を整理しておきます(費用はいずれも民間相場・参考)。

  • 取り外しのみ(標準工事範囲内): 5,000〜8,000円。街の電器店やエアコン工事専門業者に依頼可
  • 取り外し+処分(リサイクル料込): 7,000〜12,000円。エアコンリサイクル料金550円〜+収集運搬料+取外し工賃
  • 配管・ポンプダウン作業: 冷媒ガス回収のため「ポンプダウン」が必要。 素人作業はフロンガス放出でフロン排出抑制法違反のリスクあり
  • 高所・特殊設置: 2階外壁・室外機が屋上等の場合、追加料金(3,000〜10,000円)がかかります
  • リサイクル料金の改定:2026年2月にパナソニック・東芝・ダイキン・コロナなど 主要メーカーのエアコンリサイクル料金が990円から550円へ引き下げられました。 メーカーにより料金が異なるため、最新額は家電リサイクル券センター(RKC)で確認できます

取り外しまで完了した未使用・新品状態に近いエアコンなら、 中古買取市場で値がつくケースもあります(2020年以降の機種・ 10畳以上対応・省エネ基準達成率の高いモデル限定)。 ただし当店ではエアコン自体は買取対象外のため、 専門店へご相談ください。

よくある質問(FAQ)

Q. 自分でエアコンを取り外しても大丈夫?

A. 推奨できません。冷媒ガス(フロン)を大気放出するとフロン排出抑制法違反で罰則対象です。ポンプダウン作業は専用工具と知識が必要で、DIYは危険です。

Q. 取り外し済みのエアコンを回収してくれる業者は?

A. 購入した家電量販店、市町村の回収、指定引取場所への自己搬入、不用品回収業者のいずれか。費用比較して選んでください。

Q. 無料回収の業者は利用して大丈夫?

A. 一般廃棄物収集運搬業の許可を持たない業者は違法です。後から高額請求・不法投棄のリスクがあるため、必ず許可の有無を確認してください。

Q. 引っ越し先でそのまま使う場合は?

A. 取り外し・配管延長・取付けで合計15,000〜30,000円が相場。古い機種(10年超)なら、買い替えた方がランニングコストで得になるケースも多いです。

出典・参考

※ 取り外し工事費・収集運搬料・不用品回収費は民間相場(参考)です。リサイクル料金は改定されるため、最新はRKC公式でご確認ください。

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